2015年02月03日

かあちゃん


今はテレビなどの影響で子供たちの使う用語も全国共通のが多いですが
牛深の私の住んでる昔の漁師地区 船津 真浦 加世浦で 昔 使われていた
父親、母親への呼び言葉を 思い出してみました

私たち年代の子供の頃 昭和20年代から40年代 お父さんのことは「とうちゃん」
お母さんのことは「かあちゃん」と呼ぶのが一般的でしたが
その一時代前は お父さんのことを「チャッチャイ」 お母さんのことは「カッカイ」と呼んでいました
(現在の80歳前後 真浦のテント組メンバーさん達世代でしょうね)
私たちの小学校時代までは それを使う子供も多く いました
それから まだ一時代 遡って 
私の父母の時代は お父さんのことは「チャン」(これは時代劇のドラマなどで出てきます)

そして お母さんのことは「ガン」でした おそらく昭和初期以前 大正 明治 生まれの人が 
これを使っていたのだと思います  両親が自分の父母のことを話す中で よく出てきたので
覚えています

そして祖父のことは 「ジヤン」 祖母のことは「バッパイ」でした 
これは 昔から長い間 使われてたみたいで
私も 母方の祖父祖母が亡くなるまで そう呼んでいました

その私のバッパイは 私が25歳の時 85歳 老衰で 亡くなったのですが
 死期が近づいてバッパイの昔からの友達の人が 
傍で寝泊まりして 自宅看病していました   昏睡状態が何日も続いていている中
 往診のお医者さんが 今夜くらいでしょう ということで よく当てるものです
そのとうり その晩 静かに息を引き取りました
 亡くなったばかりの 祖母の枕元に座って 看病していた もうひとりの友達婆ちゃんに 
「昨夜は なんてこと なかったんだろうけどね」 と訊いたら
「そいがね、 昨日の夜中 1時ころ 突然 大きな声で 一言 ”ガーン” って言わったとぞ、、  たまがったあー」
と言いました
そうだよね バッパイにも かあちゃんが いたんだよね  と思って急に悲しさが増してきました

(写真は縫い物をしている母を 私が中学時代 写したものです)
   


Posted by 波場印  at 12:13Comments(10)