2015年04月23日

長手の わらべ歌


♪♪ 我はー ウーミの子 シラミの子 ー

私たちの子供の頃 どこの家も 外に出たら 
すぐ海でしたので 夏は泳ぐのだけが遊びでした
今で言う 遊泳禁止場所も何もなく 長手の海岸の石段、 
石垣、 岸壁、 ガタ、 船着場、ドック  何処でもが 泳ぎ場所でした 
勿論 フルチンで、、、 

そして まだ 小学校に入学してなくて 字もかけない頃から
誰からともなく 教えられて 意味も よく解らず 
泳ぐ時 歌っていた歌が ありました

これは 歌というより 海に順番に飛び込むとき 一人ずつ「尻取り」を言って
飛び込んでいました  男の子も 女の子も 混じって
最初に飛び込む子が「いちたす にたす」と言って飛び込んだら
 二番目の子が  「さんかく しかく」と言って飛び込むわけです 
以下 順番に 大きな声で 言って飛び込んでいました

いちたす にたす   さんかく しかく
四角は豆腐      豆腐は白か
白かたウサギ     ウサギは跳ねる
跳ねるはカエル    カエルは青か
青かたラッキョ    ラッキョは臭か
臭かた へ      へは 兵隊さん

もう一つは 一日の泳ぎ終わりに おまじないの歌です

 ♪ てんしょ まんしょ 明日も泳ぐか わからん てーんしょ
   ほんとの てーんしょ ♪

岸から  手のひらで 潮をはね上げながら歌って 潮が届いたところまで泳いで 
その日の 泳ぎは終わりです
これは ガラッポから海の中に引き込まれないように おまじないで 必ず していました


PS
  適当な写真をさがしましたが ありませんでした
  長手 加世浦の当時のままの海岸線がないものか 探してみたら 長手ドックの跡が 残っていました
  ここも 砂のないビーチのようなもんで 泳ぐ子供 多かったです
 
  


Posted by 波場印  at 13:45Comments(4)牛深